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TOKYO CAREER GUIDE 東京で働こう。

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OUR VOICE 東京で働く体験談

Tan Kin Piow タン・キン・ピャウ(status)

Tan Kin Piow タン・キン・ピャウ

MY TOKYO STORY

  • 15

    オセロチャンピオンになったことがきっかけで日本に興味を持ち、日本の文化やオセロが強い選手が多い日本で勉強がしたいと思いはじめました
  • 20

    日本語学校に留学。学校で基礎を学び、アルバイトで日常会話を学びました
  • 24

    専門学校に入学。新聞配達をしながら生活費と学費を稼ぎながら必死に勉強しました
  • 26

    未経験ではありましたが開発エンジニアとして採用され、ゼロから勉強と仕事をスタート!

メッセージ

人生で何かに挑戦したい人に楽しい場所

Tan Kin Piowからのメッセージ

東京は楽しいです!人生で何かに挑戦したい人にとってはとても楽しい場所だと思います。東京で働くこと自体はツールですが、働くことで自分に与えられた責任を全うすること自体がいい人生の経験であり、「学び」と「成長」です。日本の会社は、壁にぶつかってもすぐにあきらめない特徴があると思います。僕はいろんなことがわかることよりも、一つのことに専念してマスターしていくことのすごさを東京で学びました。

世界中で200万人が使う販売促進支援サービスの開発

Tan Kin Piowの仕事内容

ソーシャルメディアを使ったマーケティングの新規サービス開発メンバーとして、顧客側管理画面の開発を担当しています。国内・海外のユーザーの目線に立ち、シンプルで使いやすいものを作ることを追求すると共に、新規事業メンバーである営業とエンジニアメンバーの橋渡しとして、チームワークにも積極的に関わっています。東京で働く上で、外国人の僕にとっては日本語のハードルはあります。しかし、日本語を上手に話すことよりも、相手にとってわかりやすく伝え、ちゃんと理解してもらえるようにすることがプロの仕事とだと僕は思います。例えば、アイデアを絵で描いて視覚的な理解を促したり、アイデアを導入する前後でどう変わるのかをBefore Afterの変化で説明したりしています。おかげで、日本語のスキルだけではなく、ビジネスにおけるコミュニケーションやプレゼンテーションスキルが高くなったと実感しています。

マレーシアという多国籍文化で育った感覚と多言語への対応力が、東京では強みになります

Tan Kin Piowの東京で働く魅力

東京で働き始める前は、日本の企業は厳しいイメージがありました。働いてみると実際に責任も重く、まじめな人が多いですが、家族的な雰囲気があり、経営役員が軽く声を掛けてくれたり、チームで贈り物をしあったりしてアットホームな雰囲気が感じられ、優しい人が多いです。日本人は、一番良くなる方法を常に考える癖があり、もっともっと良いものを目指すというポジティブな考えを持っている人たちが多いので仕事が楽しいです。また、お金を稼ぐために仕事をしているだけはなく、仕事を極めたい、もっと成長したいと考えている人が多いので、その中で刺激し合って自分の能力を上げることができるという魅力があります。
 東京には外国人としての強みを発揮できる環境もあります。僕はマレーシアという多文化の中で育ったので、何か新しいことを考えるときに多様な文化や言語の人に受入れられるサービスとは何かという発想でアイデアを出せます。また、毎日、マレー語・英語・北京語・広東語といった多言語の色んな情報やニュースが入ってくるので、多様な情報を収集し多面的に分析することができます。自分のアイデアが形になり、日本国内や海外に大きく展開されていくことで自分の成長と会社の成長を実感しています。

東京で働いて、仕事への姿勢とまじめさを身に付ければ、どこでもやっていける

Tan Kin Piowの東京で働くまでの経緯

 小さい頃にオセロを始め、マレーシアでチャンピオンになることができました。その後、世界大会に出場し、当時8歳だった日本人チャンピオンと対戦しましたが、彼の気迫と強さに圧倒されました。オセロ発祥の地である日本や日本人に興味を持ち、マレーシアで高校卒業後、オセロと日本語を学ぶために日本に留学しました。新聞配達をしながら学費を払い、専門学校で2年間情報システムを学びました。
 東京で働きたいと思ったきっかけは、マレーシアで訪れた美容室の経営者との出会いでした。その経営者は、日本の美容室で数年働いた後、マレーシアで起業し、ビジネスを拡大させており、僕に「東京で働いて、仕事への姿勢とまじめさを身に付ければ、どこでもやっていける」と話してくれ、自分も東京で働いてマレーシアで起業したいという夢をもちました。もともとソーシャルメディアとマーケティングには興味があり、今の会社は企業とユーザーの関係が双方向でWin&Winの関係を作れるのが魅力だと感じました。また、面接にスーツで行ったら、役員が「普通でいいよ」と言ってくれ、自由で働きやすい環境だと思いました。入社した当時、IT未経験の僕はシステム言語すらわからず、会社や上司、同僚がゼロから親切に教えてくれ、僕もまわりから信用を得るために、努力しなくてはいけないと思い、毎日一生懸命勉強しました。勉強すればなんでもできるようになると東京で実感することができました。

東京に暮らしながら、日本の中の色々な文化に触れることができます

Tan Kin Piowの東京で暮らす魅力

東京で暮らす魅力は、「便利」と「楽しい」ことです。東京は電車でどこでも行けるし、欲しいものがあれば、何でも手に入ります。また外国人が多く、色々な国から仕事や勉強できている人がいるので外国人のコミュニティもあり楽しいです。暮らしていく上での日本のルールやマナーを守ることの大切さを学校や会社で学びましたが、東京で働き、暮らしていくためには大事なことだと思います。僕は、日本国内を旅行するのが好きですが、高知県に行ったときに人や文化が東京とは全く違っていて、日本は、違う県は違う国だと思えるくらい地域によって違いがあると感じました。東京には、関西人や九州人などたくさんの人が集まっており、東京に暮らしながら日本の中の色々な文化に触れられることも東京で暮らす魅力だと思います。

企業インタビュー

コーポレート本部副本部長 兼 人事総務チームマネージャー 澤田 翼

あなたの国で経験したり学んだりしたことを、ぜひ東京で発揮し、チャレンジしてください!

企業メッセージ

外国人材を採用した大きな理由は、第一に優秀な人材を採用したかったからです。当社は、日本人であれ、外国人であれ、国籍にかかわらず優秀な人材を迎え入れたいと考えています。会社として海外拠点を拡大しているタイミングでもあったため、今後の事業面での成長にも繋がるものと考え、積極的に迎え入れることとなりました。外国人材であっても、コミュニケーション面を配慮すれば、入社後に日本人社員と同様に活躍し得るスキルを十分に持ち合わせていると考えています。
外国人材を採用するメリットは、海外の優秀な人材と一緒に働くことで日本人社員に刺激を与え、組織の活性化が狙える点が挙げられます。また、海外拠点との「繋ぎ役」となり、事業をよりスムーズに推進する役割を担ってもらうことも期待しています。採用当初は、日本人の文化や習慣と近しい感覚を持っている国の方を採用して、日本人との距離が縮めやすくなるよう心がけました。また、新規卒業者から採用を行うことで、人材育成のハードルを上げすぎない環境を意識し、外国人材とそれを迎える日本人社員の双方がそれぞれに働きやすい雰囲気を慎重に作っていきました。
外国人材を採用することによって、日本人社員にとって「外国人と働く」ということが以前よりも当たり前のこととして受け入れられるようになりました。どのようなコミュニケーションを取ればよいのか、どのような文化があるのか、日本の常識と海外の常識の違いを受け入れることなど、日本人同士の仕事では意識しない様々な視点に気付かせてもらいました。彼らの仕事に対する姿勢やハングリーさなどに刺激を受けることも多く、日本人社員の視野を広くしてくれています。また、外国人社員の入社により、その後の現地における採用活動をスムーズに安心して行うことができるようになり、優秀な人材をよりスピーディーに採用できるサイクルが整いつつあります。
日本の中でも、東京は特に様々な国や地域から来た人が沢山いて、色々な文化が混ざり合った面白い都市だと思います。これから東京で働いてみたいと考えている外国人材の皆さんは、それぞれの国で経験したり学んだりしたことを、ぜひ東京で発揮し、チャレンジしてください。

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