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TOKYO CAREER GUIDE 東京で働こう。

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OUR VOICE 東京で働く体験談

Yuki Chen ユキ チェン(status)

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MY TOKYO STORY

  • 12

    アニメやドラマ等の日本文化のブームの時期にテレビを通して日本が好きになりました。
  • 17

    家族と一緒に旅行で初めて東京にきました。有楽町から原宿までアイドルグループのショップをワクワクしながらめぐりました。
  • 19

    香港の大学でデザイン学科を専攻し、マルチメディアデザインを勉強しました。
  • 21

    日本のグラフィックを学ぶための修学旅行で再度東京に来ました。GTDI社のヘンリー社長にはこの時に出会いました。
  • 27

    3年間の香港の制作会社勤務の後、ワーキングホリデー制度を使って来日。GTDI社でアルバイトから東京でのキャリアをスタートしました。
  • 32

    現在

メッセージ

東京は、「自分らしく!」生きることができるところです

Yuki Chenからのメッセージ

 まずは違いを受け止め、何でも吸収してみようという謙虚さがあれば、仕事も生活もうまくやっていけると私は思います。東京にはチャンスの選択肢や出会いの可能性がたくさんあり、私は「自分らしく生きているなあ!」と日々実感しながら毎日を楽しんでいます。新しい世界に飛び込む特には、誰でも不安があるかと思いますが、悩んで来ないで後悔するより行動してしまった方がきっと良いと思います。

人が思わず手に取りたくなるようなデザインを創る仕事です

Yuki Chenの仕事内容

 私の仕事は、デザインのアイディアを出して形にしていくことです。飲料や化粧品などのパッケージデザインを担当しています。例えば化粧品であれば、ブランドのメッセージを表現するような容器の形やデザインを考えます。人が思わず手にとってみたくなるようなデザインをいつも真剣に考えています。よく使うソフトフェアはフォトショップやイラストレーターです。スーパーマーケットにいる時に、お客さんが私が関わった商品を手にとってくれるのを見かけることがあります。その瞬間はとても嬉しく、心の中でいつも「ありがとうございます!」と叫んでいます。良いアイディアを出すためにも、日頃からアンテナを張って街を歩き、自分の感性を豊かにする努力をしています。

東京の街からインスピレーションをもらい、それをデザインという仕事で表現しています

Yuki Chenの東京で働く魅力

 東京にはデザインの仕事において、キャリアをプロフェッショナルに積んで、社会からリスペクトされながら活き活きと働く人たちが多く活躍しています。また、東京という街の中には、デザイナーの私たちの感性を刺激するような素材が溢れています。例えば、おしゃれなカフェや、パンフレットや、ビルやお寺等の建築物を見るだけでも、海外からきた私は何かの気づきを得ることができます。私はクリエイティビティを活かす仕事をずっとしたいと思っていました。そのために、東京に来てからもデザインの勉強を一生懸命して感性を磨き、積極的に自分のアイディアの提案をしてきました。自分のアイディアがお客様に採用され、喜んで頂けることほど仕事にやりがいを感じることはありません。自分が暮らす街からインスピレーションをもらい、それを世の中のために活かすことができる。それが私にとっての東京で働く魅力です。

私にとって東京でのキャリアは、実はゼロからのスタートでした

Yuki Chenの東京で働くまでの経緯

小さい頃から、テレビを通して触れてきた日本の文化に憧れを抱いていました。それをきっかけに日本語の勉強を始め、17歳の時には初めて家族旅行で東京にきました。以前にドラマや映画で観てきた東京の名所や、ファンだったアイドルグループのショップを巡ることができて、とても感動したことを今でも強く覚えています。その後デザインの勉強を始めました。大学卒業後、最初は東京での就職に憧れていましたが、当時はチャンスをみつけることができず、まずは香港の制作会社で働き始めました。とても仕事が忙しく、夜中の3、4時まで働くハードな生活が続いていました。一人の責任で任される形が多く、相談したい同僚も皆忙しいため孤独感も強かったです。キャリアステップを考えたときに、ルーティンの作業が多く、クリエイティブな能力が磨かれているという実感がなかなか得られませんでした。このままではいけないという思いと、30歳までには一度香港の外に出て働いてみたいという以前からの夢に背中を押され、思い切って会社を辞めることにしました。その時に、デザインの仕事は一度諦めてゼロにして、すべてを捨ててワーキングホリデー制度で東京に来ました。そして、ちょうどデザイナーを一名募集していたGTDI社にてアルバイトで働き始めるチャンスを得ました。ゼロからのスタートです。その後、一生懸命勉強し、正社員雇用に切り替わりました。

毎週末を楽しみながら、自立した生活を送ることができています

Yuki Chenの東京で暮らす魅力

 私にとって一番大きなことは、家族から独立して自立して生活ができていることです。香港では、都心部の家賃がとても高いため、ほとんどの人が家族と一緒に暮らしています。私もそうでした。東京にきて最初の頃はシェアハウスに住んでいましたが、その後自分で物件を探し、家を借りる契約をし、自炊をしながら暮らしています。香港では考えられなかった生活スタイルでした。昔日本のドラマや映画でみた東京の生活を今まさに自分がしていることが驚きでもあり、実現ができてとても嬉しく思います。東京では、自分の時間さえあればチョイスがたくさんあります。週末は、お店やカフェを友人とめぐったり、フリーマケットによく出かけます。特に丸の内という街はとても洗練されていて、たくさんのおしゃれなお店が立ち並び、パッケージデザインの勉強も兼ねてよく遊びにいきます。また、海や山へのアクセスも便利なので、車を借りてキャンプをしにいったり、歴史の豊かな街へ日帰りで遊びにいくこともできます。東京にきてから初めて体験した私のお気に入りは「銭湯」です。湯船に入る文化は香港にはありません。最初は緊張しましたが、浴場は広く、とてもリラックスできて、地域の人たちとコミュニケーションを楽しむことができます。仕事で疲れた時は銭湯でリフレッシュするのが習慣になっています。

企業インタビュー

代表取締役 ヘンリー・ホー

皆さんオリジナルの能力を必要としている企業がきっとあるはずです

企業メッセージ

 東京では、皆さんオリジナルの能力を積極的にアピールした方がいいと思います。皆さんのアイディアやスキル自体が、こちらにある企業が求めていることだと思います。私もこの会社に最初に入社した頃には、香港で培ってきたバックグラウンドを活かして、ありのままの自分のアイディアをお客様に提案していました。それがお客様にとって「これは日本には無いアイディアだよ、斬新で面白いね!」と評価されました。弊社にも多国籍の人材が活躍しています。一つのパッケージをデザインする時に、例えば台湾人、フランス人、日本人が混ざってディスカッションをすると、実に様々な意見が飛び交います。この多様性が、企業としてオリジナリティをつくるうえでの大きな力となります。皆さんも母国で経験されたきたことを強みとして、自信をもってこの東京で表現して欲しいと思います。

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