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TOKYO CAREER GUIDE 東京で働こう。

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OUR VOICE 東京で働く体験談

Nakandala Namal ナカンダラ・ナーマル(status)

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MY TOKYO STORY

  • 13

    おじが日本で車のビジネスをしていました。「君も日本に来ないかい?」と声をかけてもらったのを今でも覚えています
  • 22

    スリランカで日本語を250時間勉強コースを受講しましたが、時間が全然足りず当時はほとんど身につきませんでした
  • 23

    東京の専門学校に通いながらたくさんのアルバイトをしました。出会いを通して、日本人の考え方や習慣を少しずつ知るようになりました
  • 26

    苦労して就職活動を乗り越えトップランク社に入社しました。今は「働く大学」に通っていると思っています
  • 33

    現在

メッセージ

お金よりももっと大切なことを私は東京で学んでいます

Nakandala Namalからのメッセージ

お金を稼ぐだけなら、どこの国にいてもできると思います。それよりももっと大切なことは、相手と信頼関係を築き、責任をもって働くということです。どんな資格の証明書よりも大切なことだと私は思います。本来は、誰にでもできるはずのことです。日本の文化の中で働くと、そのことによく気がつき、理解が深まります。このことが身につけば、色々なチャンスや経験も増え、成長も早まると思います。

東京発、母国のスリランカで会社を立ち上げ事業を拡大させています

Nakandala Namalの仕事内容

 トップランク社が新しく立ち上げるスリランカ拠点の管理、ディレクション業務を主に行っています。最近は、スリランカでの人材の採用や、事務所のセットアップに携わりました。その他には、車販売の営業やマーケティングの仕事も行っています。営業活動では、車の他に車に使うオイル等の添加剤も扱っています。入社したばかりの頃は、仕事の経験が何も無かったので、商品となる車の洗車や写真・動画撮影を行っていました。その後で輸出の仕事や営業に携わるようになり、現在はスリランカ拠点の立ち上げという大きな仕事を任されています。以前、母国のスリランカで結婚式を挙げた時に、社長が日本からお祝いに来てくれました。その時にスリランカマーケットでの可能性を社長に提案し、ビジネスを始めることになりました。車販売のビジネスでは、私たちが一番最初にマーケットを開拓して伸ばしてきたという自負があります。

ビジネスに大切な要素をたくさん学ぶことができることです

Nakandala Namalの東京で働く魅力

 私は将来はスリランカのビジネス発展に貢献したいと思っています。そのために、今の会社でたくさん学ばせてもらっています。今の会社こそ自分の大学だと思っています。働きながらたくさん学べていること、私にとって何よりの東京の魅力です。最初は、日本語や日本人の考え方もよく理解できずに大変苦労をしました。しかし、私はその苦労から逃げず、むしろ自分から積極的にその世界に入っていくようにしました。徐々に慣れてくると、相手との時間や約束をしっかり守ることや、自分の発言の内容に責任をもつことなど、日本のビジネスパーソンの優れた点が見えてくるようになりました。そして、実はそのことがビジネスを進めたり、成長させていく時にとても大切な要素であることを学びました。
 私たちのように、海外にいる文化や考え方の異なる人々とビジネスをする際には、信頼関係が特に大切です。そして、この信頼関係を構築するには時間がかかります。私は、東京で学んできたことを活かしてスリランカでのビジネスに取り組んでいます。

まずは母国を飛び出し、語学は東京で上達させました

Nakandala Namalの東京で働くまでの経緯

 もともと、私の親戚が日本で働いて車を輸出するビジネスに携わっていました。私がまだ中学生くらいの時に、その親戚から「君も将来日本に来て働いてみたらどうだい?」と声をかけてもらいました。その時の記憶がずっと残っていたのでしょうね。学校卒業後には日本に行きたいと思うようになり、在学中に250時間の日本語集中トレーニングプログラムに参加して日本語を勉強し始めました。ところがそう簡単にはいかず、そこでは全く日本語が上達しませんでした。日本に行って勉強した方が早いと思い、東京の語学学校で数年日本語を勉強しました。生活費を稼ぐためにアルバイトもたくさんしましたが、どれもあまり長くは続きませんでした。それでも、卒業後は東京で就職したいと思っていました。その理由はプライベートなものでした。当時、お付き合いをしていた台湾人の女性(現在の奥様)が東京にいたからです。学校卒業後の就職活動は、すぐに仕事が見つからずに苦労しました。日本に滞在できる期間のリミットが徐々に近づいてきており、焦りを感じていました。その頃、既にトップランク社で働いて友人の紹介で現在の会社を知ることができました。もともと車が好きだったことが決め手となり、入社することになりました。

仲間や趣味をもつことで、アフターファイブも週末も100%満喫しています!

Nakandala Namalの東京で暮らす魅力

 最近は、子供が産まれたので機会は減りましたが、アフターファイブに同僚とお酒を飲みにいくことが好きです。気軽に飲みに行けて、仕事や遊びの話などワイワイとコミュニケーションできる文化は気に入っています。仕事を頑張った後のビールはとても美味しいですね。また、東京では自立して自由に生活をする経験ができることも魅力です。私の母国のスリランカでは、両親と一緒に住むケースが多いため、ある程度の年齢になるまでは本当の意味での自立や自由が実現しにくいです。若い頃から自分で家を借りて、自炊して生活してきた経験はとても貴重でした。
 週末の趣味は二つあります。一つは写真撮影です。日本製の一眼レフカメラをもって風景の撮影を楽しみます。東京には撮影の場所がたくさんあるので飽きないですね。一番好きな風景は、湾岸沿いから眺める東京の夜景です。最近は、幼い子供たちの写真もたくさん撮影しています。もう一つはカラオケです。歌うことが大好きです。スリランカにはカラオケの文化はありませんので、その分も東京にいる時にたくさん楽しんでいます。東京で出会う人々は、丁寧で温かいコミュニケーションを感じることが多いです。居心地が良くとても気に入っています。

企業インタビュー

経営企画本部 稲垣 直人

日本という国を外向きに変え、可能性を広げられるポテンシャルがみなさんにあると思います

企業メッセージ

 海外の方と共に働くことで、私たちの視野や可能性を広げることができております。現地の社員と共に事業を進めていくことで、私たちだけでは見えなかったことを見つけ、出会えなかった人たちと出会うことが出来ています。業績は、外国人材と海外経験のある日本人の採用が始まって以来、2倍近く成長をしました。新しい市場への参入ができたからです。東京には世界中からの人が集まり、世界で活躍している日本人もたくさんいます。ただ日本で働きたいという方もいるかもしれませんが、日本で働くのであれば、母国と日本を繋げる人材となれる可能性があります。日本は便利で豊かな国ですが、とても内向きな島国でもあります。それを外向きに変え、可能性を広げられるポテンシャルが日本で働く外国人にはあると思います。母国にあって日本にないもの、日本にあって母国にないもの、このギャップを埋めることに互いの国のチャンスがあります。それを見つけ、提供できるような人材を目指し日本人と手を取り合って頂けたらと思います。

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