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10歳
小学校の時に、ドラゴンボール等の日本のアニメが好きになりました。 -
13歳
中学一年の際、日本語を第二言語に選択しました。あいうえおは一晩で覚えました。 -
21歳
東京に留学し、最初は語学学校と専門学校で学びました。その後関西の大学へ入学しました。 -
27歳
大阪で翻訳のコーディネーターとして仕事を開始しました。 -
33歳
より大きな仕事を目指して、東京のサン・フレア社に転職しました。 -
36歳
現在
努力した分報われることが、私のモチベーションとなっています!
東京という都市はとにかく国際的に知名度が高いと感じます。私は中国の瀋陽(しんよう)の出身ですが、故郷の人たちは東京で働く私を羨ましく思っています。東京の街は便利なものやサービスが溢れ、観光や働きにくる外国人が多いです。仕事・生活の両面で、日本の文化に頻繁に触れることができると思います。東京で働いていると、チャンスは色々な形で現れます。そして、努力した分報われることが私のモチベーションになっています。是非東京にきてください!
多国籍メンバーと一緒に、翻訳プロジェクトを進める仕事をしています
私は、翻訳プロジェクトのプロジェクトマネージャーとして働いています。お客様から受注した仕事に対して、全体のスケジュールを組み、翻訳者の手配を行い、納期に間に合うようプロジェクトを動かして管理していきます。ウェブサイト、商品マニュアル、ソフトウェアの仕様書など様々な翻訳を行っています。対応言語は10言語以上あります。私のチームには、日本、ブラジル、アメリカ、ベトナム国籍のメンバーがいます。一緒に仕事をしながらも、仲間との交流を通して、その国のことを知ることができるのはとても楽しいです。仕上がった翻訳の内容を校正し、納品できる最終的な品質をチェックしてお客様に収めます。今は翻訳の需要がとても増えていて、忙しい毎日を過ごしています。
規模の大きさと、仕事の広がりを魅力に感じています
規模の大きい仕事に携われることが東京で働く魅力だと思います。今の会社では一億円を超える大きな翻訳プロジェクトに関わる経験をしました。多くのメンバーと協力しながら、半年くらい時間をかけて成果物を仕上げていきます。途中で苦労したことはたくさんありましたが、無事に成し遂げて納品できた時の感動は格別で最高なものでした。そして、もう一つは仕事の種類の広がりです。私は複数の種類の翻訳に携わっています。例えば、日本語を中国語や英語等の一言語に訳すだけではなく、東南アジアやヨーロッパ各国を含めた多言語に一気に訳すコーパスというものがあります。また、紙面だけでなくWEBサイトや、商品説明書、ゲーム等様々な種類を担当していきました。規模が大きい仕事になると、業務を細分化して、効率的に運営していくチームプレーが必要になります。
「あいうえお~」は一晩で全部覚えてしまいました
小学校の頃には、ドラゴンボール等の日本の漫画が好きでよく見ました。そこで日本の文化や日本語に興味をもつことになり、中学生の時に第二外国語として日本語を選択しました。私はもともと日本語が好きだったこともあり、学校での勉強に苦労はしなかったです。「あいうえお~」は一晩で全部覚えてしまいました。私の周りには日本語を選択する同級生が多かったですね。その後大学に入学しましたが、専攻した政治学が自分に合わなかったので途中で退学しました。もともと日本に強い興味があって、日本語も勉強していたので、このきっかけで日本に行こうと決心しました。最初は語学学校に入学し、言葉の力をつけて専門学校に入りました。その後関西の大学へ入学して経済学を一から学び直しました。初めて東京に来たのは2008年の夏のことです。東京は道が広く、人がとても多い印象を最初に持ちました。中国も人口が多い国ですが、私の故郷の瀋陽(しんよう)と比べると、東京の方が混んでいる印象がありますね。
大学を卒業した後に、最初に大阪で翻訳会社に就職しました。そこで翻訳コーディネーターとして4年程経験を積んだあと、もっと大きな規模の仕事がしたいと思うようになり、東京にある今のサンフレアに転職致しました。過去の経験を活かすことができ、かつ翻訳業界の中で規模が一番大きいことが今の会社を選んだ理由です。
東京では多様な趣味を楽しむことができます
私は趣味がたくさんあるのですが、それぞれを楽しめる選択肢が東京には存在します。日本に来てからプロ野球の観戦が好きになり、ひいきにするチームを応援しています。東京には大きな球場が二つあり、ゲームの日にはプロ野球ファンのお客さんが集まりとても賑わいます。また、パソコンを自分で作ることも好きで、秋葉原という場所で海外の輸入部品を見にいきます。ここには、パソコン関連の部品がほとんど何でも手に入ります。また、ショッピングモールや映画館も身近にあり、家族と過ごし易い街です。言葉を覚えるために、今でも日本語の本を読んだり、ドラマを観たり、アニメを読んで勉強しています。日本語の勉強に一番役に立ったのは私の場合はマンガでした。ワンピースという漫画が今一番気に入っています。
東京では、色々な国の食べ物を楽しむこともできます。先日は、ミャンマー語の翻訳プロジェクトが無事に終了した後に、会社近くのミャンマー料理の店で会社の同僚と一緒に打ち上げ会で食事を楽しみました。どんな国の料理でも探せば必ず見つかります。
また、東京の街には緑がたくさんあります。リラックスするために、お弁当をもってゆっくりと自然の中で時間を過ごすこともあります。
企業インタビュー
ICT商品サービス部 部長 田辺 幹夫
お互いが協調し、お互いの良さを学び合うことで、強いチームワークがつくられます
外国人のメンバーが増えることにより、コミュニケーションが活発になって、雰囲気がより良くなったと思います。外国人社員が頑張っている姿をみて、日本人社員も良い刺激を受けていますし、以前より皆が協力的になり、チームワークが増しました。言語面については外国人社員から学び、日本のビジネスについては日本人社員が教え、サポートするといった連携ができています。
日本企業はグローバル化を進めていますが、大切にしたい日本独自のビジネス文化やマナーもあります。自分の仕事を明確に定め、その仕事のみを淡々とこなす事も必要なのですが、時には周りに困っている人がいれば声をかけ、たとえ残業になったとしても手伝うことで連帯感が生まれ、後の自分の仕事もスムーズに進められます。弊社は協調性(チームワーク)がある方を重視しますし、そういう方は仕事面においても充実していきます。まずは会社の風習を一旦受け入れ、学ぶという素直さを持ってください。そういった外国人の方は日本人からも尊敬されますし、必ずあなたが困った時に手を差しのべてくれます。